「あたり前田のクラッカー」という伝統的というか有名なキャッチフレーズがあるんだけど、うかつにこの言葉を口走ろうものなら即「昭和の人」という判定を喰らってしまいしまいそうな、ある意味使いどころに気を付けたくもあるフレーズともいえるかも。
というわけで、今回はそのフレーズの根源ともいえる「あたり前田のクラッカー」の現物のひとつ。
目次
ロングセラー菓子「あたり前田のクラッカー」
実はこの「あたり前田のクラッカー」というフレーズは当時の人気番組(具体名をいうと「てなもんや三度笠」という、まだテレビが白黒だった頃の番組)の中で劇中CMの一環としてクラッカー(動画などで見たところではこれではなくランチクラッカーのほうだけど)を取り出すと同時に、この言葉が毎回放たれていたらしい。
ちなみに前田製菓には「あたり前田のクリケット」というお菓子もあったりと、「あたり前田の」という昔のCMダジャレがガッチリ定着している強みを生かしたお菓子も多いのである。
カロリーとか内容量とか
内容量は110gと結構多めで、それほど大きくない袋ながらもズッシリと入っているような感もあり、ボリューム的には結構よいかなといえそう。カロリーは100グラム当たり516kcalで、これを1袋換算にすると567.6kcalといったところ。
とりあえず、開封!
皿に乗せてみる。
ギザギザとした縁取りで薄い円形のクラッカーとだけ聞くとリッツか何かを思い出してしまうところだけど、このあたり前田のクラッカーはそれよりはるかに小さく、直径は2.5センチ前後の100円玉ぐらいの大きさで、「5枚一気に食べても余裕」と言えてしまいそうなほどにミニサイズ。
やや楕円系をしており、真ん中にはおそらく前田製菓のイニシャルであろうMの文字(実はΣだったという事もないだろうし)とその上下に2つの空気穴。Mの文字と空地穴は貫通して向こう側が見えるようになっているのもちょっとしたデザイン的なところかもしれない。
匂いをかいでみると、食パンにも近しいような小麦の香りがするのであった!
食べてみたので早速レビュー!
といったわけで、牛乳でも飲みつつ実食(`・ω・´)
サクサクとした食感で、小型で少しこんがりとしている端の部分が比率的に多いためか、何となく生地の風味もよい感じ。何気にこのクラッカーは表面の一番表の皮(?)のような部分のパリッとしたところと中心部あたりのサクサクとした所の食感比が均等になっているような感じが好きだったりもするところ。
数も入ってたりするので、強気で数枚ずつガッと食べたりもすると、小麦の風味がしっかりと漂ってきて、匂い同様に食パンを感じさせるような味。クラッカーというとおおよそこんな感じの味ではあるけど、このクラッカーは特に食べやすいのがメリットといったところ。
また、口当たりのクセは少なく、ほんのりと付いてる塩味もアクセントとしてはウマい。
まとめ的なもの
一口サイズでどう考えてもミニサイズではあるものの、パン代わりに食べたりするのもアリな気もするクラッカーで、小腹満たしにも優れていそう。
シンプルさに特化したような味ではあるけど、生地の味が結構しっかりしてるので、口当たりよくガツガツと食べれてしまう味なのである!
やはりクラッカーという事で、チーズだとかジャムとかと一緒に食べるのもよさそう。
そして、値段の割にボリュームがあるのもなによりの長所。
・購入場所:ローソン100
・購入価格:108円
原材料や成分表のデータ
原材料表
原材料名 |
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・内容量:110g |
成分表
成分表の上にはなにやら「前田のランチクラッカーの歌」といったものも・・・。
栄養成分表示(100gあたり) |
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エネルギー:516kcal |
たんぱく質:7.5g |
脂 質:27.6g |
炭水化物:62.6g |
食塩相当量:2.0g |