
2016年9月5日に発売されているお菓子。
ヤマザキナビスコがヤマザキビスケットに代わるのは2016年9月1日なのでタイミング的には社名変更後すぐといったところ。
といいつつも、エントリー自体はヤマザキビスケットがヤマザキナビスコだった頃からあったので、おそらくは単なるリニューアルといった感じなのかもしれない。
では、どれだけ昔から存在していたのだろうか?
ヤマザキナビスコ時代から存在しているロングセラー
といったわけで、発売されている時期を調べてみると、ナビスコ時代のエントリーは1972年6月発売。
リッツやかオレオやチップスターのようなヤマザキナビスコ時代の有名どころのお菓子にくらべて、確実にマイナーな印象もあるお菓子だけど、実は思いっきり昭和モノだったりと、なかなかにあなどれないロングセラー菓子なのであった。

ところで「エントリー」という言葉を目にすると、たいていは参加申し込みのとかの事を思い浮かべるんだけど、そもそもこのお菓子はそういった参加申し込みとかと同じような意味のエントリーなんだろうか?
ちょっと気になって調べたけれど、残念ながら名前の由来まではよく分からなかったかも。
箱を開けて中身を確認
まずは外箱を開けると、細長い内袋が2パック入っていて、全部の枚数は9枚×2パック入りの18枚。
ちなみにカロリーは1パックで391kcalとあるので、全部一気に食べると782lcalとなるのであった。

皿に乗せてみる(`・ω・´)
直径5センチほどのリッツ風(というかほぼリッツ)のクラッカー2枚の間に白いバニラクリームが挟まってるといったお菓子。光に照らすと時々塩粒と思われるものの反射するのが見られるのである。
また、クラッカーは表面や端が茶色くなりすぎない程の焼き上がり感になっており、空気穴の周りの窪んだところの白さとのこんがり度の差がグラデーションのようになっているのが些細な事ではあるけど、少しウマそう。
とりあえず匂いを嗅いでみると、どちらかというとクリーム部分の甘味のある香りが目立っているかなといった感じ。

クラッカーの表面には所々に空気穴が開いており、この穴はクラッカーの反対側まで貫通しているようなハッキリとしたもの。なのでクラッカーの穴の中にクリームが入り込んでいて、ギュッと押したら穴からニュルっとクリームが爽快に出てくるのではないかと試してみたんだけど、さすがにクリームが固まっていたのでそうはならなかったのであった。
そして、ついでに何となくクラッカーの空気穴の数を数えたりしてみたんだけど、その数なんと1枚当たり22個!(・・・・・・だからどうした、といった声が聞こえてきそうだけど。)
ということで、外観的なものを平たく言ってしまうと、なんだかリッツにオレオのクリームを挟んでみたような感じにも見えそう。
実食した感想!
コーヒーでも飲みつつ実食(`・ω・´)
クラッカーを剥がしてみるとこんな感じ。

まずはサクサク感。やっぱりクラッカーはそのまま流用しているんだろうか?といった感じの、どこか昔のリッツを思わせるようなクラッカーで、パイ菓子にも似たようなまるで薄生地を重ね合わせたようなサクサク感と、アクセント的に紛れ込んでくるクッションのようなクリームの食感が、見え透いた食感のようでいながらもやはりウマい。
そしてお味はというと、時折塩味がじわっとくるクラッカーの味に、どことなく清涼感のあるようなバニラ味のクリームの組み合わせで、後味に塩の味が混ざり込んで甘味を引き立てているような口当たり。
中のクリームは、それなりに甘いけどクラッカーの風味をつぶさないぐらいのほんのり感なので、クドさも無く飽きずに食べられるかなといったところ。

まとめ的なもの
もともとリッツを作っていた、ある意味本家でもあるメーカーのお菓子なのもあってクラッカーに関してはほぼ旧リッツな味わいで、(実のところ微差とかあっても、あんまりわかんないけど)塩加減やサクサク感もやはり本物のリッツな感じ。
食べ慣れているような昔ながらの味的な部分もあって、なかなかウマイお菓子ともいえるところで、さらには量もなかなか多く小腹すいてる時にもよさそう。
・購入場所:スーパー
・購入価格:177円(税抜き)
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原材料や成分表のデータ
原材料表
原材料名 |
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・内容量:18枚(9枚×2パック) |
成分表
栄養成分表示(1パック9枚あたり) |
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エネルギー:391kcal |
たんぱく質:3.9g |
脂 質:20.8g |
炭水化物:47.1g |
食塩相当量:0.9g |