くろがね堅パンという、いかにも防御力高そうなネーミングをしたお菓子を食べてみる事に。
実のところ、堅いお菓子ということで一応名前だけは知っていたけれど、ご当地な感じのお菓子なのか、実物を見かけなかったのもあり、ちょうど忘れかけてたところでスーパーで運よく発見。
似た感じのもので「カンパン(乾パン)」という、シンプルなビスケットのような保存食的お菓子もあるけど、それと似たようなもの何だろうか?
このお菓子の特徴とか
内容量は10入り。とりあえずは袋を持ち上げてみると、お菓子のサイズとしては見た目よりは少し重量があるかなといった感じ。
また、材料構成は小麦粉・砂糖・加糖れん乳・膨張剤といった4種類で、昔ながらのお菓子さながらのシンプルさが長所ともいえそう。
メーカーは北九州市のスピナというところで、やはり北九州の名物的な存在であるらしい。
袋に書かれた説明
袋の横の説明。
大正末期に官営八幡製鐵所が従業員のため食品として独特の原料と製法により開発したものです。
自然の風味とふるさとの安らぎが感じられる堅パンをご賞味ください。
・お子様のアゴの発育・歯ガタメに
・災害に備えての非常食・保存食に
・登山・ハイキング等のお供に
大正末期に開発とあるので、かなりのロングセラー商品といえそう。
さらに堅さについての説明。
たいへん堅い商品ですので、歯の弱い方は、ご注意ください。
なお、コーヒー、紅茶、牛乳等に浸すと、やわらかく召し上がる事が出来ます。
歯はそんなに丈夫ではないので、気を付けて食べたいところかも(´・ω・`)
とりあえず、開封!
皿に乗せてみる!
9センチ×5.5センチの大きさの板状をしており、ビジュアル的にはシンプルなサブレとかビスケットのよう。持ってみると、弾力だとかサクサク感のようなものは無く、容赦なく堅い手ざわり。
また、ほんのりとした焼菓子的な甘い香りがするものの、匂いはそれほど強くないのであった。
というわけで、食べてみる!
さっそく実食開始。
まずは第一印象は・・・
とにかく堅い!!
がっしりと堅く、普通にかじっていても歯にダメージが入りかねないので、ビスケットとかクッキーみたいな感覚で、いきなり噛み砕こうとするのは、もはや無理か無謀といってもよさそう。
さらには大きな状態のままかじると「柔らかくなるまで口にくわえたまま」みたいな状態になって持てあますので、一口サイズぐらいに割って食べたいところ。少ない力で細かく噛んでいると時々サクッ噛み割れる所があるので、弱点を探しながら噛むような楽しみ方も出来るかも。
また、飲み物に浸して食べるのもよいということで、コーヒーに浸してみたけど、そんなにすぐにはフヤけない気もするので、どちらにしても食べるのには少し手を焼きそう。
味的には、ほんのり甘さのあるシンプルなビスケット的な味。かなり素朴で穏やかな、いかにも昔ながらな味といったところ。
まとめ的なもの
物理的に歯ごたえのあるお菓子を食べたい場合にマッチしたお菓子。
平たいので意外と割りやすいものの、マジで堅いので、虫歯がある場合は慎重に食べる必要もあるかもしれない。
・購入場所:スーパー
・買った値段:358円(税抜き)
関連記事
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・堅パンと似た方向性のお菓子「カンパン」。メーカーは源氏パイやチョコバットの三立製菓。
原材料や成分表のデータ
原材料表
原材料名 |
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・内容量:10枚入り |
成分表
成分表のついていない無いタイプ
コメント
新しい記事が出るのを今か今かと待ち望んでおりましたwところでかなり硬いとのことですが、具体的にどのぐらいか、もしくは食べ物でいえばどの食べ物に近いか、などを具体的に教えてくれませんでしょうか?
自分が知っている食べ物の中では、最も堅い部類といえます。フランスパンやある種の煎餅も堅い食べ物のですが、それらよりもはるかに硬く、弾力やサクサク感のようなものはほぼ皆無で、高密度にカチカチに固まっている感じ。
ぶっちゃけ普通に噛んでも生地に歯が通らないぐらいの鉄壁感です。
また、近い堅さのものとなると、このブログでネタにしたお菓子では、長浜ボーロが一番近いかなといえます。他には三重県近辺でよく見かける堅焼き煎餅なんかも似たような固さをしています。