蒲焼と並んで、シート型の太郎の中では代表格のような気もする「焼肉さん太郎」。
とりあえず語尾に太郎と付いていると、何だか昔ながらのお菓子のような気がしてしまうのは、おそらく菓道の駄菓子たちのイメージによるものと言わざるを得ないかもしれない。
このお菓子の特徴とか
きらびやかなのかチープなのか分からない金ピカさをしたパッケージが、いかにも駄菓子的で素晴らしい感じ。また、焼肉さん太郎と「さん付け」で呼ばれている事はあまりにも有名なツッコミどころ。やはり焼肉という食べ物に敬意がはらわれているのだろうか?
そして、袋には「ピリ辛だよ!」というメッセージ。
裏の説明を見てみると・・・
毎度お買い上げありがとうございます。私、焼肉さん太郎はおさかなのすり身にイカ味を混ぜ合わせて、板状にのばしたものを食べやすいようにカットしてオーブンで焼き上げました。その後みりん、醤油、七味等で味付けして焼肉風に仕上げました。
という説明書き。実は蒲焼さん太郎とは内容はほぼ一緒で、「焼肉」と「蒲焼」の部分が違うのみなのであった。
とりあえず、開封!
皿に乗せてみる!
皮のような感じのシート状で、ツヤツヤとしていてタレどっぷり感は上々。表面の凸凹のシワっぽくなってる部分にタレが溜まってたりするのは地味に美味そうでもあるかも。
というわけで、食べてみる!
早速実食!!
堅いようで、堅くないようで、やっぱり堅い!といったようなスルメチックな噛み応えが活きている食感。
ガジガジとかじっていると、脳裏に焼き肉のじゅわっとしたジューシーな味わいが浮かんでくる・・・という事は特に無いけど、想像力を働かせれば何となく焼肉のような気がしてしまうかも。また、焼肉のタレのあの万能感のあるウマサが魚介シート中にまとわりついてるのは、その時点ですでにウマイと言えそうで、ピリ辛感もさりげなく効いてる感じが良い!
そして、焼肉とはいっても魚肉系なので、本体部分の味はやはり魚介系珍味といった感じの後味。でもそれがウマかったりもするけど。
まとめ的なもの
典型的な駄菓子といったところなんだけど、何枚も立て続けにかじりたくなる味と食感。
ついでに蒲焼さん太郎と食べ比べてみたところ、焼肉さん太郎のほうがピリ辛さは少しハッキリとしているかなといったところ。そして、蒲焼さん太郎のほうがみりん風味が強いような気もする。
・購入場所:ドラッグストア
・買った値段:12円(税抜き)
原材料や成分表のデータ
原材料表
原材料名 |
---|
・内容量:1枚 |
【成分表:無いタイプ】